「教えて!さんさの人」を開催しました

「教えて!さんさの人」を開催しました

6月27日、郷土芸能講座「教えて!さんさの人」を開催しました。市内はもとより市外からも多数ご参加いただきありがとうございました。

会長挨拶では、郷土芸能講座が神楽、しし踊り、太神楽に続き、今回で第4回目を迎えることを報告し、解説や質問を通して深い学びになることを期待しつつ、本日の解説が他の団体においても正しいというわけではないという点をご理解いただき、団体ごとに異なる解釈や伝承が存在し、その多様性こそが尊重されるべき地域の文化であることが述べられました。

(会長挨拶)

 

山口さんさ会長代理の瀬川さんからは、「山口さんさ踊りは、大正時代初期に現在の宮古市旧小国村から山口地区に伝えられたのが起源で、一時は途絶えたものの、昭和47年に地元住民の尽力により復活し、現在では遠野遺産に認定されている。本日は神前礼拝の踊りから始まり、甚句踊り2種類、普通の踊り1番から12番までをすべて踊り、最後は扇子で締めくくる」とのお話がありました。また盛岡さんさ踊りの掛け声が「さっこらちょいわやっせ」なのに対し、山口さんさは「さっこのきたこのやっせ」で独自のものであるとの解説がありました。

 

(瀬川会長代理あいさつ)

 

(演舞披露)

 

(最後を飾る扇子の踊り)

 

演舞の後は瀬川さんはじめ3名の保存会員の方々と多田会長の対談を実施し、12種類の踊りの見分け方や、踊り手が太鼓の音を聞いて踊りの種類を判断していること、しし踊りと共通する掛け声について、男性と女性の役割分担などについて深堀りしました。

(対談の様子)

 

対談の後は会場からの質問を受け付け、化粧まわしの特徴についてや伝承に関する疑問、襟の模様の由来、踊り手の出身地、普段の練習状況など、さまざまな質問に答えて頂きました。

(質問タイムの様子)

 

質問タイムが終わった後も少し時間があったので、1番と3番の踊りを習って会場の皆さんと一緒に踊りました。優雅で簡単そうに見える踊りもなかなか思うように踊れず、これを12種類も覚えて間違わずに踊ることが出来るのは子供のころからの練習の積み重ねあってこそだと実感しました。

(踊り体験の様子)

 

(集合写真)

 

山口さんさ踊り保存会の皆様、ありがとうございました。